A9 賃貸契約の入居審査って何をするの?
A9 ご記入いただいた「入居申し込み書」を基に貸主さんが判断します。
「えっ 部屋をかりるだけなのに審査があるの?断られる場合もあるの?」と思われる方もいらしゃると思います。
賃貸借契約の“大前提”は大家さんは「貸します」 入居希望者さんは「借ります」という意思表示です。我々仲介業者はまさに両者の仲介となりますので、借りれるかどうかの最終判断は大家さん次第となります。
お部屋を借りるということは契約金を払っておしまい・・・ということではありませんし、レンタルビデオとは違い大家さんの大事な“財産”をお貸しすることから、むしろ大家さんはその後のことを心配します。「滞納しないだろうか」「共同生活ができるだろうか」 と。 貸主さんとしても不安な方にはお指しできません。 これは当然です。
<こういう人が入居審査に通らない>
①家賃の支払いにリスクがあると思われる人(家賃滞納の可能性が高い)
②他の入居者とトラブルを起こす気配がある、治安・風紀上好ましくない人
通常入居審査には3日~一週間の日数がかかります。入居申し込み書を基に判断されますので、「記入漏れ」「偽り」があれば『審査落ち』のリスクが高くなります。 万が一審査落ちしても、その理由は告げられません。(経験上、「記入漏れ」の多い方は審査落ちする確率が大きい)
<入居審査は総合的に判断しています>
審査に明確な基準(年収いくら以上とか)はなく、見た目や、職業、年齢、収入、連帯保証人がどんな人なのか、などから総合的に判断されることがほとんどです。大切なのは、「見た目」、「収入」、「職業」と「連帯保証人」です。最終的には貸主さんの判断となりますが、実際には不動産店の窓口対応の状況によって判断される場合がほとんどでしょう。 「見た目」は重要です。
お申し込みの際には申込書記入欄の記入漏れがないようにお願いいたします。特に連帯保証人様の「職業内容(年収・勤続年数・会社規模等)」がその場で分からない場合には後日早めに連絡することが望ましい。
また、「保証会社利用契約」の場合には、お申込み後に保証会社より申込み者及び緊急連絡先(連帯保証人)に確認の連絡が入ります。この対応が遅くなりますと審査結果も遅くなりますので、早めの対応をお願いいたします。